

野栗峠から急斜面をダーッ!と下り、林道烏頭沢線に出たのが11時過ぎ。
小休止の後、林道を明家に向けて登りまする 





12時前、明家の廃屋に着きました。 右下の家は維持されてますネ 

明家で大休止 


12時半、オバンドウ峠へ向けて出発!

何か明家の廃屋のイメージが違うなぁ・・・と思ってました。
屋根の赤が目に入って無かったんですねぇ。
遠くから見たら赤い屋根がハッキリ見えました 
明家から5分ほどで・・・

陰影の向こうに拓けた空間・・・

オバンドウ峠に到着!です。 来れてえかったなー 
峠路を
一歩また一歩と進んで往くと
陰影の向こうに青い空が見える
冬枯れの木立の向こうに拓けた空間が見える
緩やかな乗っ越し
古の祠、風雪に耐えた石仏
多くの里人が越えた峠
多くの旅人が越えた峠
忘れ去られたようにひっそりとある古の峠
そんな峠を越える
額に汗し、息を弾ませ
古の峠に立つ
過去と現在が交差する
その時の交わりの中に安らぐ
静かになったこころと共に
清浄になったこころと共に
里の暮らしへ向けて
ペダルを踏み込んだ

オバンドウ峠から間物の集落までは走り易いSTです。
オッカナイ処もありますが 

ええですねぇ・・・ 

落ち葉サクサクの径。乗車率は高いですネ 

44110さん頑張ってます 

間物の集落が見えて来ました 


明家から30分ほどで国道299号へ合流。

後は国道をデポ地へ向かうだけです 


1時20分、デポ地へ帰って来ました。

44110さん お疲れさま & カーサイありがとうございました! 
古道の峠越えは趣がありますねぇ。
重層的な時間を感じます。
パスハンターでのSTのDH
それはとても楽しい行為ですよネ 
集中が深まり
精神がクリヤーにシャープになる。
瞬間々々の判断の連続。
感覚が研ぎ澄まされ
愛車とひとつになり
駆け抜ける喜び。
そんな時
峠はメルクマールとなります。
しかし
古道の峠越えは
そんな表層的なライディングよりも
もっと精神の深みに触れるものがあるようです 
時の流れ・・・歴史の重み・・・
峠を越えた数多の人びと・・・
さまざまな人間模様・・・
その個々人の人生・・・
人の行き来のなか
その一瞬に立ち会ってきた古の峠。
ライディングの単なる通過点では無く
もっと精神の深みに在る
連綿と途切れることなく今へと続く時の流れ。
そんな時の繋がりの中へ参入するような感覚。
歴史の生き証人としての峠。
古道の峠越え
銀輪の諸先輩方が魅入られた
そんな世界に自分も立っているのでせうネ 