初夏の日差しの中
奥武蔵の山里へ向け
ペダルを踏み込んだ
ルーティンの道往きをこなすと
数時間ののち
旅路が始まる
ひつめの峠を越え
山里の社へ
社から息を弾ませ
一本の老木のもとへ
暫し佇み
老木を見上げる
初夏の風が吹き抜け
森の香りを運ぶ
訪れる人もまばらな山里を走り継ぎ
奥へ奥へと・・・
ひっそりとした山里
里人の気配もない
鳥たちの囀りがこだまする
幾歳もの長きにわたり
いのちの流れは続く
古き時から新しき時へ
里と里を結ぶ古の道
いのちの流れを支え続けて来た古の道
その道に踏み入り
自らのいのちを賦活する
誰も居ない
誰も来ない
古の道
街道のすぐそばに
そんな道がひっそりと在る
昨日は160㎞ほど走り四十八曲峠へ。
自走&軽めの山サイでしたがなかなか効きました~!
走行163.0キロ 積算3370.9キロ