8日の峠越え途中で調子悪くなってしまったフリーハブ
 
クルクル(クランク2回転)ガチッ(ラチェットの噛み合わせ音)とか
 
クガチッとか・・・クルガチッとか・・・クルクルクルガチッとか・・・
 
トホホな状態に・・・
 
だましだまし走って無事帰って来ました
 
 
 
で、原因は何であったのかOHしてみました・・・  
 
 
 
イメージ 6 バラします・・・。
 
緑色はデュラグリスですネ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ハブ側はこんな感じでありまする。
 
グリスがちょっと多いかも・・・。
 
 ラチェットの爪部分があまり出てませんねぇ。
 
 
 
 
 
 
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 本来ココまで出てフリー側のラチェットと勘合する訳ですネ。
 
ダストシールは外すとリップ部分が荒れそうなのでそのままです。 
 
 
 
 
 
 
 
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ジ~~ッと見ていると
 
 のカムプレートの爪(円形の板に爪加工したもの。動きに遊びがありダンパーの役割も兼ねているようです  )にフリー側のテンションリング?が噛みこんでラチェットの爪が飛び出てくるのが分かりました。
 
 
 
 
イメージ 1 フリー側のテンションリングです。
 
これが↑のカムプレートの爪に勘合してラチェットの爪を外へ出し、フリー側のラチェットと勘合してロックされる訳です。
 
前回カムプレートの爪部分にグリスを塗ってしまったこととカムプレートの爪部分とテンションリングの先端が若干摩耗したため噛み込みが甘くなってラチェットの爪が外へ出辛くなり、ロック出来ずにクルクル空転したようです。 
 ややこしい表現ですにゃ~~  
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 テンションリング(焼入れされてまする)をムニュっと起こし気味にしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
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 テンションリングはこんな風にロックされてまする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
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ロックナットの〆込み具合でハブの回り具合が違うので(シールドベアリング4個使用されてまする)ええ塩梅の処で決めました
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完成しました
 
ラチェットの勘合もOKです
 
ジィィィ~~~~~~~!ちゅうフリーの音も大きくなりました
 
 ハンマーくんは以前から5~6速でチャラチャラとチェーンが鳴っていました 。
何度も調整したのですがチャラチャララ音が消えなかったので、今回徹底的に調整しようと思い立ちました  
 
 
 
 
 
 
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何度も調整してきたのでマイクロアジャスターもヘタリ気味です・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
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  ダイスを通しておきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 12

 
   RD側もネジ山が崩れていたのでタップで修正します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 13
シフトワイヤーを張ったり緩めたり、マイクロアジャスターをあ~でもないこ~でもないと動かして今までで一番具合良くなりました  
 
チャラチャラ音も消えましたぞよ~!
 
ヤッタネ~~
 
9Sや10Sは調整が面倒臭いですねぇ・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これでハンマーくんもバッチリじゃネ~~! 
 
 
 
 
 
 
GAMIさんよりナイスな情報を教えていただきました
 
GAMIさん ありがとうございました!
 
 
 
ハンマーくんのフリーハブはアメリカンクラシックのなんですが
テンションスプリングの止め方からするとリコール対策済みのようです。
 
カムプレートとテンションリングの摩耗が進めば
同じようなトラブルに成る可能性はありますネ~!
 
 
 
 
 
 
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