
冬の一日
小さな車輪で
里山の峠を目指す
フーフー フーフー
息を切らせてペダルを踏む


表丹沢の山々は雪を抱き
遠くには相模の海が
晴れ渡った青空のもと
額の汗をぬぐった


輪友と共に
同じ時間を過ごす
峠路を
語らいながら
笑いながら


共に走り
共に登り
共に下る
幸せの時間を
魔法の時間を
共に過ごす

里山の風景が
僕らを包み祝福する

何気ない日本の景色
その景色に癒される
銀輪ならではか

日の本よ
おまえは美しい
自然とそこに住まう人々が
長い歳月を重ね
共に造り上げて来た
その景色は宝であろうや

かつての学び舎
子供たちは大人になり
今は静けさが包む

その庭で
火器に火を入れ
楽しい一時を過ごす
ゴーゴーと燃え盛る火
湯気が立ち
旨そうな匂い
何でも無いものがご馳走になり
大人たちが子供に還る

旅の終わりに富士
時を忘れ
眺め入る

短い日差しに影が伸び始め
一日の旅路が終わる
皆の笑顔と共に
ルートラボです!
走行39.85キロ(新宿-自宅の自走含む) 積算4074.4キロ
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